03 · 反物を、余さず
一反の布から、着物の部位を切り出します。四角のまま、隙間なく。キズのマスを避けて、使える布をすべて使い切りましょう。
クリアすると次のレベルへ。★はヒントなしでクリアした記録です。保存はページの「保存する」から。
キーボード:矢印で移動、Enterで選択開始、矢印で範囲を広げ、Enterで確定。Escで取消。
数字はその部位が使うマス数です。布の上を押したまま引くと、なぞった範囲が裁てます。指を離さなければ範囲は消えませんので、印から右へ行き、そのまま左へ戻せば両側とも取れます。離してからなぞり直すと、その範囲から引き直しになります。印を押すだけで一マスに戻ります。
キズと耳のマスは使えません。それを避けて、残りを一マスも余さず裁ち切ったら成立です。
練習(補助あり)では、正しく裁てた部位に絵姿が浮かび、形は合っていても位置が違う部位には赤い破線が出ます。挑戦(補助なし)では、どちらも出ません。
浮かんだ絵姿を押すと、その部位の説明が出ます。
長着は、袖・身頃・衽(おくみ)・衿・共衿という部位でできています。そのすべてが直線で裁たれた四角形です。曲線がないので、縫い目をほどけば一枚の布に戻ります。洗い張りをして仕立て直せるのは、この裁ち方だからです。
反物の幅は約36〜37cm。身頃も袖も、この幅をいっぱいに使います。長さは鯨尺で約三丈、およそ11m。一反が着物一枚と釣り合うように決まっています。
それでも、使えない布は出ます。キズの出た箇所、耳のほつれ、丈を合わせた端。斜線のマスがそれです。ここを避けて、残りを余さず裁ち切るのが職人の仕事になります。どこにキズがあるかで、裁ち方そのものが変わります。
キズが見つかれば、裁つ順序を入れ替えて、表に出ない場所へ逃がします。検反と裁ち合わせは、ひと続きの仕事です。石川県羽咋市では、この幅の布を毎日織り続ける織機と職人の技が受け継がれてきました。