人
PEOPLEからみ織を支えているのは、織機でも、建物でもなく、人です。守ってきた人、受け継ごうとしている人、日々その難しさと向き合っている人、そして模様を生み出す人。四人の視点から、この技術がどう続いてきたのかを記します。

北山氏会長
PROTECTIONどうやって守ってきたか
親会社の倒産、そして民事再生。事業を畳む選択もあった局面で、織機を手放さず、働く人と取引先をつなぎ止めてきました。設備が古くなっても、直しながら織り続ける。守るとは、止めないことだと示してきた人です。

嶋氏
INHERITANCE何を継承しようとしているか
受け継ぐのは、工場と織機だけではありません。糸を見極め、機械を調整するという判断そのものを、次の世代が使える形にしたい。紗絽(SHALO)として自分たちの言葉で布を届ける試みも、そのための一歩です。
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水本氏
DIFFICULTY何が難しいのか
同じ設定でも、糸と機械の状態で織り上がりは変わります。張りすぎても、緩めても糸は切れる。どこをどれだけ動かすかは数値に書き切れず、手と目で覚えるほかありません。その伝えにくさが、いちばんの難しさです。
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西田氏
DESIGNどんな模様を生み出すのか
からみ織の組織設計を担う技術者。柔軟な発想と確かな技術で、多彩な独自の模様を生み出しています。